携帯の契約・解約・プラン変更の知っておきたいことイロイロ

 

経費削減、通信系契約の統合・一本化の為にWiMAXを検討・導入中の方も多いでしょう。

 

そうすると既存の携帯電話の位置づけもかわってきますが、解約やプラン変更をするときに、色々な盲点があるものです。

 

あまり体系的ではないですが、経験的に知っていることを書き留めて見ました。

 

なお、通話料金のキャリア別特徴はこちらをご覧下さい。

 

 

1.プラン変更について:

 

★料金プラン変更の基本:

 

<auは、月単位でしか変更できませんが、ドコモは、日単位での変更が可能です。>

 

 平均的な利用料金が二つのプランの中間の場合、こまめなプラン変更が必要ですが、

 auでは毎月交互に変更、ドコモでは月中と月末に変更するとよいでしょう。

 

 ただ機械的にするのでなく前後の利用実績・予定を確認しながら変更しましょう。

 

 

★ドコモの利点! プラン変更による料金の最適化が「同月内」に可能:

 

<プラン変更による新通話単価の適用は変更後即時、新料金適用は即日>

 

 今日の朝変更して明日の夜12時前までに戻すと、そのプラン料金の適用は

 一日だけです。

 

<今月使いすぎた/思ったより使わなさそう:そんなときは、プランを変更>

 

 プランの料金差 ÷ 月の日数 x 新プラン適用日数 = 請求料金の増減

 無料通信額の差 ÷ 月の日数 x 新プラン適用日数 = 無料通信の増減

 (通話単価も変わるので上位へ変更は有利、下位へ変更時は注意。) 

 

<これから長電話する/今月後半は沢山使うとき:その「直前に」上位プランへ変更>

 

 通話単価が低くなるので、より効果的です。

 追加料金で、(無料分割増x通話単価減)倍の効果があります。

 

<その日だけメチャクチャ話すとき:その日だけ上位・最高プランに変更。翌日戻す。>

 

例:SSで、今日20分話すと → 21円/30秒 x 2 x 20分=840円 もかかるけど、

  一日だけLLにすると → 7.875円/30秒 x2 x 20分=315円 で済む。

 

  これによる費用は → プラン差5,845円/30日=195円 増えるだけで、

  無料通話は → 無料分差10,500円/30日=350円 も増えて、315円をカバーできる。

 

  ⇒ 840円かかるところが、195円ですんだ上に、無料通話35円が残ります。

 

 

<注意1.同月内プラン変更は、三回目から有料>

 

 ただ、あまりこまめにやると三回目から一回1,050円かかるのでご注意を。

 

<注意2.いずれの場合も後でプランを戻すのをお忘れなく>

 

 変更しただけで満足してはいけません。計算通りにプランを戻さないと損することも。

 

 

2.余った無料通信分の「分け合い」「くりこし」について:

 

★あまった無料通信分の「くりこし」、家族内での「分け合い」

 

<適用方法:ドコモは自動、auは選択式>

 

  ドコモは自動的にくりこして、翌々月に余ってたら家族で分け合える。

  auは、くりこすか、分け合うかを選択できる=しないといけない。

  相手も分け合いモードでないと分け合えずに消えてしまう。

 

<有効期限:ドコモは3ヶ月目に消滅。auは無期限>

 

  ドコモのくりこしは、2ヶ月目まで。当月含めた3ヶ月目に消滅しています。

  auのくりこしは、無期限。

 

<金額上限:ドコモは金額無制限、auは上限額あり>

 

  ドコモは、期限あるのでそんなに貯まらないけど一応上限はなし。

  auは、プランによりくりこし上限額あり。プラン下げると消えちゃう分もある。

 

<その他:auはプランEにすると翌月消滅。ドコモは780円プランでも維持>

 

  ドコモは780円プランにしてもくりこし維持できる。

  auは、プランEにすると、せっかく貯めたくりこし額がプランE適用翌月に消滅。

  痛い・・・。詳しくは、au公式サイトで。

 

3.解約について:

 

★解約月=更新月のトリック 参考サイト: 不思議なファンブログさん

 

<au「誰でも割」,ドコモ「ひとりでも割50」「ファミ割MAX50」の解約金とは?>


  契約月から25ヶ月目(2年後の同じ月)以前に解約すると、9,975円の違約金が発生。

 

<解約月=更新月に解約しないと、またまた2年縛りが再継続!>

 

  2年の縛りが解け、26ヶ月目に解約しても大丈夫と思っていると大間違い。

  それは2回目の2年縛りの2ヶ月目に解約するということ。9,975円の違約金が

  発生。

 

  ※残念な事にWiMAXの年間パスポートも1年縛りで似たことが起こります。

   13ヶ月目に解約しないと再度1年縛り開始。

   但し、UQ WiMAXの場合は、一年目の解約金は9,975円ですが、

   最初の更新以降の更新月以外解約の解約金は5,250円です。

   携帯と比べると少しだけ良心的ですが、やはり要注意です。

 

<SoftbankもホワイトプランNでは、解約月以外違約金発生>

 

  Softbankで怖いのは契約縛りというより、割賦の中途解約に伴う一括払い。

  以前のホワイトプランは24ヶ月の割賦が終われば、いつでも「違約金」なしで

  解約可能でしたが、ホワイトプランNでは、25/26ヶ月目、49ヶ月目以外の

  解約で9,975円の違約金が発生するようになりました。

  (以前のホワイトプランの方は縛りはなし。) 

 

<MNPでの転出は、「解約」と同じ>


  キャリア乗り換えのMNPで転出するときは、当然ながら解約扱いです。

 

<更新月の解約は、月初に「した方がいい。しないと悲惨」な訳>

 
  実は、更新月に解約するとその月の基本料金には、割引が適用されません。

  つまり、通常料金になる(=50%OFFでなくなる!)ということです。

 

  すごいでしょ、これ。かなりトリッキーです。

  油断して解約が月末になればなる程、プランが上位であればある程痛いです。

  (LLプランで月末解約だと、6,825円余分に払うということです。ヒェ~)


★月途中解約で、日割りになるもの、ならないものはどの料金?

 
<基本使用料:ドコモ、auは日割り。SBホワイトプランは一日でも月額だったかな?>

 

<iMode/EzWeb:日割り。SBはわかりません。>

 

<パケホ:ドコモとソフトバンク>

 

  定額料金と対応通信料それぞれ日割り。超過分は実費。

  (注:ちょっと怪しいのでサポートによく確認して下さい。)

 

<パケホ:au>

 

  各ダブル定額は、月決めなので一日つかっただけでも一ヶ月分課金されます。

  もちろん、解約日までに各上限を超えていればその分も。

 

  ⇒日割りにならないので、解約対象月には「スーパーライト」か定額解除に!

     それも、対象月の前月末までに変更しておくことがマストです。

 

★たまった無料通信料は使い切ろう

 

  解約月が迫ったら、よくよく請求書を見てみましょう。

  毎月利用の通信料より多めのプランを設定しているものです。

 

  たまった無料通信を使い切らないともったいないですよ。

  毎月少しずつ利用プランを下のランクに落として様子を見ましょう。

 

★裏技! 解約対象月はパケット定額に入らない!

 

   無料通話料が残っていて、パケットのヘビーユーザーでない人におススメです。

 

  パケット定額に入らないと、パケット単価が0.21円とパケホの2~4倍になります。

  でも・・・
  パケット定額料は無料通話とは別枠なのですが、パケット定額を使わない場合の

  パケット料は無料通話の対象になるからです。

  解約時には無料通話が余るのが普通です。

  解約日が何日か?パケット利用状況にもよりますが、検討の価値はあるでしょう。

  これは、対象月の前月末までにしておきましょう。

 

  ※無料通信がそれ以上不要であれば780円プランにしておけば安心です。

 

★MNPによる転出申込をネットで・・・

 

  ドコモは、My Docomoに登録していればネットでできます。

  (但し、一括請求やファミリー割引の主回線は不可)    

  auとソフトバンクは店頭かサポートセンターへの電話でしか出来ません。

 

 

 

キャリアにより同じことでも違う用語を使う場合もありますが、想像を働かせて読み解いてくださいね。

 

あと、筆者の勘違いもあれば、その後ルールが変更がされた場合もあるでしょう。

あくまでもチェックポイントとして参考にしていただいた上で、自分のケースでどうなるかを実際に確認してみてください。

 

なお、通話料金のキャリア別特徴はこちらをご覧下さい。

 

 

<こちらのページはもっと充実させていきます。また見に来てください。>

<他にもこんなことがあるという方、教えてくださいね。>

 

 

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